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大阪市城東区「今福鶴見駅」にある糖尿病内科・内分泌内科・代謝内科の「やすだクリニック」のブログです。
みなさまこんにちは。看護師高橋です。
先月から糖尿病治療で通院中の患者様に「定期眼科受診」について聞かせて頂いていますが
コロナ禍だった事も影響もあり「数年前に受診して以降受診できていない」のお返事が大変多く聞かれます
皆様、なぜ「定期眼科受診」が必要がご存じですか？？糖尿病と診断を受けた時に「糖尿病三大合併症」についての話を聞いた記憶のある方も多いのでは？
ここでおさらいしておきたいと思います
糖尿病における「三大合併症」がありますが、その中に「糖尿病性網膜症」があります
「何故定期的な診察が必要なのか？なぜ網膜症が怖いのか？」
それは、日本における「失明」の原因の２位が「糖尿病網膜症」だからです。
網膜症が進行すると「失明」の危険性が高くなりますが残念ながら「糖尿病性網膜症」は初期の段階では自覚症状を感じない方も多く、症状出現時には進行してしまっている事も多いのです。
失明・・・すると様々生活における制限も増えますし不自由さも感じる事でしょう。そうならないためにも必要な診察です
上の表は「糖尿病性網膜症」の進行度を示しています。網膜症の有無、網膜症と診断されたら現在の「進行度」によって受診間隔も治療内容も異なります。
「そういえばしばらく受診できていないな？」と思われる方はお近くの眼科でも構いません
「糖尿病連携手帳」を持参して受診して下さい。「糖尿病治療中です」と眼科の医師に伝えていただければ
「糖尿病網膜症」に関する検査や診察を受ける事が可能です。