ブログ
ブログ
大阪市城東区「今福鶴見駅」にある糖尿病内科・内分泌内科・代謝内科の「やすだクリニック」のブログです。
みなさまこんにちは。管理栄養士1000waveです。
さて、先日お見えになった患者様についてお伝えしたいと思いました。
こちらに来院時の検査にていつも摂取食塩量も計測している方です。
2024年の8月以降塩分摂取食塩量が11gを超えだして今年の1月の測定では19gまで摂取量が多くなってしまっていました。
BMIが30を超え、たくさん食事は食べてしまう方です。なのでもちろん食事量が多いことで塩分摂取量も多くなります。来院時のお話では体重管理も含めて食べ方の確認をしています。
この方は普段の食事は自炊をされるのですがこの塩分摂取量が多くとっていた時の食事に朝食はカップ麺になってしまったり、食事もチャーハンも多くなったとの事でした。この「令和の米騒動」で米が値上がりするのでタイ米を購入したことでこのような味付けの食事が多くなったとの事でした。 ほかにもいろいろあったのですが、今年の2月、4月の塩分摂取量が10g未満(9.1g-9.6g)が続きました。
どのような変化が一番変わったのかを聞くと「主食を白ごはん」「カップ麺をはじめインスタントスープなど加工食品を控えた。」との事でした。
減塩の工夫はいろいろありますが 主食に味がある献立[チャーハン、カレー、麺類など]や[市販の加工食品の利用など]は多くの塩分量の摂取となってしまいます。
外食も多くなりがちですが減塩は今の生活からちょっとした選び方をかえるだけでも随分とデータに反映されるものです。
ちなみに、高血圧学会は食塩摂取量6g/日を推奨しています。ここを目指せればいいのですがまずは、 ご自身の食事選びからいま一度見直してすぐできる塩分摂取を減らしませんか?
MSD製薬[かしこく改善!‘高血圧症‘の方の食事]の一部より